ロケ候補地詳細
国史跡白山平泉寺旧境内
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ロケ地詳細データ
- 名称
- 国史跡白山平泉寺旧境内
- 読み仮名
- くにしせきはくさんへいせんじきゅうけいだい
- 住所
- 福井県勝山市平泉寺町平泉寺
- 概要
- 国史跡・白山平泉寺旧境内は、古くから信仰の対象であった霊峰白山の越前側の拠点として、717年に泰澄によって開かれたと伝えられています。
最盛期の戦国時代には、48社、36堂、6千の坊院が建ち並び、8千人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教勢力だったようです。
しかし織田信長方に仕えていた白山平泉寺は、1574年に大坂本願寺方の一向一揆勢に攻められ全山が焼失。
10年後に一部再興されましたが、境内はもとの10分の1程度となり、多くの坊院跡は山林や田畑の下に埋もれました。
現在は、明治の神仏分離令により寺号を廃止し白山神社となり、本殿と拝殿に続く精進坂を中心とした境内は一面に緑の絨毯が敷かれたように美しい苔で覆われ、「苔宮」とも呼ばれています。
その他にも、泰澄を白山に導いた女神が現れたと伝えられている御手洗池や全山焼失に耐えて残ったと伝えられる若宮八幡宮の大杉など、往時の白山平泉寺の姿をしのぶことができます。
また、発掘調査に伴い整備された南谷坊院跡の発掘地では中世の遺跡としては国内最大級の石敷道や、斜面を階段状に整えながら続く坊院群の跡を見ることができます。
- 撮影日
- 2024年07月
- 撮影時刻
- 昼
- 撮影時天候
- 晴
- カテゴリ
- 史跡・庭園 神社・仏閣 山道・林道・農道・あぜ道
- 〜に見える場所・〜シーンが撮れる場所コメント
- 室町、安土桃山時代の石敷道