茨城県庁で撮影が行われた映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー』が1月14日(土)~公開されます。
1998年竣工。林木育種センターの跡地に建設された県庁舎は、既存の樹木も活用しながら敷地全体に植栽をほどこした緑豊かな公園の中の庁舎です。鉄筋コンクリート造、地上25階、地下2階建て。地上116m、屋上階は展望フロアになっており、約15haの敷地の中で一番高く聳える行政棟です。エントランス、ロビー、階段など撮影に適した場所が数多く、シアターや広報コーナーなどのある2階エントランスは病院や研究機関など多目的に利用できる雰囲気です。休日のみ撮影可能、エントランス中央の物産ブースは移動可能です。 3階部分の渡り廊下は手すりがシースルーになっており、医学系ドラマで撮影実績があります。ここから2階エントランスロビーの撮影も可能です。 議会棟へいたる渡り廊下の階下には車道(敷地内道)が走っています。 11階のアトリウムスペースから階下へおりることのできる螺旋階段は現代風のつくりで、木製手すりがアクセントになっています。アトリウムスペースはカフェラウンジになっており、25階まで吹き抜けの大空間が広がります。 25階の展望フロアはテーブル設置などによりカフェのような雰囲気にもなり、見晴らしがよいのでカフェデートのシーンなどにも最適です。 敷地の南側にあたる正面入り口には、雨水調整を兼ねた池や、緑におおわれたなだらかな斜面が広がり、水と緑の潤いのある景観をつくり出しています。春には池に、キンショウブの花が咲きます。 庁舎の東側には県議会議事堂、西側には県警察本部があり、それぞれの建物は県庁舎正面入り口前の県民広場からつながる通路で結ばれています。県庁舎の正面入り口前は片側2車線の直線道路で、県庁南大通り線にぶつかります。県議会議事堂は、フジテレビ「救命病棟24時」のロケ地となりました。 県庁舎正面入り口前の県民広場は各庁舎の正面玄関に面しており、円形の広場には近未来的雰囲気が漂っています。広場から県庁舎へと通じる歩行者専用通路は花コウ岩の歩道とシルバーのフェンスが直線で続きます。西側に位置する県警察本部庁舎と多目的広場の間の通路は、桜並木の歩道がある直線道路となっています。花コウ岩の敷石とコンクリートの柱がそびえ、モダンなイメージを感じるスペースとなっています。