間口が狭く長い奥行きの妻入商家が並ぶ町並は、東西に約７００メートル続く。千本格子や荒格子、袖壁、うだつなどが往時の城下町の姿を今に伝えます。

1609年、徳川家康の命による天下普請によって篠山城が築城されました。一辺約400メートルの方形の平山城で、現在は石垣と堀、馬出などの遺構がほとんどその原型を残しています。

篠山盆地のほぼ中央に位置する高城

1861年、篠山藩主青山忠良に建立寄進された能舞台（国指定重要文化財）。元旦と春の年２回、能会や狂言が奉納されます。

明治24年に建てられた日本最古の木造裁判所を美術館に改修。

篠山藩主青山氏の家臣の一般的な徒士住宅だったもの。内部には当時使用されていた食器や家具などが展示されています。

篠山城跡の東方に位置する小高い丘が王地山公園。まけきらい稲荷があり伝説が残る。